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ファン感謝祭。選手とともにシーズンを駆け抜けた先にある特別な1日 | 楽天イーグルスファン感謝祭2023

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ファン感謝祭はもちろん「ファンのためのイベント」だけど、いままさに興味を持ちはじめた人たちにだって広く開かれている。そう感じさせてくれたのが、2023年11月23日の「楽天イーグルスファン感謝祭2023」だった。スター選手に間近で会える感動、会場を包み込むチーム愛の温かさ、そして"お祭り"の熱狂。気付けばこのチームのことがもっと好きになっていた。

コロナ禍の影響で選手と直接触れ合う機会が少なくなっていた2020年以降、ようやくあるべき姿に戻り、ファンの笑顔あふれる一日になった今回の“ファン感”。スタジアムのいたるところで選手との交流プログラムが行われた。チームとしては4位という悔しい結果に終わったものの、選手は2023シーズンの感謝の気持ちを伝えると同時に来シーズンの巻き返しへ、ファンからパワーをもらっていた。

スタジアムに到着したファンがまず先に向かったのは「フィールドラン&ウォーク」。グラウンド上で、選手たちがハイタッチで迎えてくれた。

子どもたちにも大好評だった「選手とキャッチボール」。写真は小孫竜二選手。投げ合いながら会話も楽しんでいた。

スタジアム外周の飲食店売り場では、選手がフードやドリンクを手渡ししたり、サインに応じる場面も。写真は内星龍選手。

東北の冬の必需品、“こたつ”を使用した「選手とこたつでワシ活トーク!」。いっしょに暖をとれば自然と距離も縮まり、選手もリラックスした表情に。どんなトークで盛り上がっていたのだろう。

スタジアム内に設置されている、ゴミ分別回収をする「エコステーション」にも選手が登場。楽しく交流しながら、同時にゴミ分別の意識を高めてもらうナイスな取り組み。

「ワシ活運動会」で行われたホームラン競争には主力選手が多数参加。伊藤裕季也選手のフルスイングにスタンドも沸き立つ。

2024シーズンからチームを率いる今江敏晃新監督はサイン会に登場。短い時間ながらも、ファン一人ひとりとしっかり会話する姿が印象的だった。

こちらは「Jrチアパフォーマンス」の模様。グラウンド内をフル活用してパフォーマンスを披露し、スタンドのファンを盛り上げていた。

そしてこの日のハイライトとなったのは、前日の11月22日に引退を表明した銀次選手の引退セレモニー。第一声は「東北、仙台が大好きです!」。涙を流しながら、応援してくれたファンと支え続けてくれた家族、両親への感謝の気持ちを伝える姿に、スタジアムを埋め尽くしたファンも涙。今後はアンバサダーとしてこれまで以上に楽天イーグルスとファンをつなぐ存在として活動をしていくという。

キャプテンの浅村栄斗選手はこの一日を振り返り、「毎年思っていることではありますが、“一年間ありがとうございました”という気持ちでファンのみなさんと接していました。今年のように賑わってできるといいですよね。ファンの方との距離の近さも“ファン感”ならでは。あらためて“いいな”と思いました」と話してくれた。

まだまだ紹介しきれないほど、たくさんのプログラムが用意されていたこの日。笑いあり、涙あり。選手とファンの絆がより強まったことを確信できた。2024年は、球団創設20周年のアニバーサリーイヤー。みんなが一丸となって、優勝という最高の未来に向かっていくしかない!

TEXT:Chiharu Abe
EDIT:Yohsuke Watanabe(IN FOCUS)
PHOTO:Toshiyuki Koizumi

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