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アンバサダー銀次も登場!選手との交流を通じて、子どもたちの夢はどんどん大きくなっていく|楽天イーグルス 夢への翼プロジェクト2024

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楽天イーグルスが球団創設20周年の特別企画「夢への翼プロジェクト2024」を開催。春季キャンプ地の沖縄県金武町に東北の子どもたちを招待した。選手たちとの交流を通して伝えられた、野球の楽しさ、夢をかなえるための努力の大切さは、子どもたちの心にずっと残っていくはず。

2月3、4日に行われた「夢への翼プロジェクト2024」。昨年までプロ野球の第一線で活躍し今季からアンバサダーとして野球振興や社会貢献、地域密着活動を行っている銀次さんも今回のプロジェクトに参加。早速お出迎えに登場すると、子どもたちの目が一気に輝いた。「地域の人たちに寄り添っていくことがすごく大事だと思います。チームや球団と関わることはもちろん、地域と関わる仕事もやっていきたい」と語る。「特別な思い出を作ってもらいたいですし、僕自身もとても勉強になっている。子どもたちにとっても僕にとってもうれしいプロジェクトになったと思っています」。

子どもたちとの交流はもちろん、バッティング指導も行なった銀次さん。中には「銀次さんに教えてもらってボールが飛ぶようになった!」と嬉しそうに話す子も。プロ野球選手になりたいという夢を持った子どもたちにとって、貴重な体験になったことは間違いない。

東北の野球チームに所属する小学生を対象に、2泊3日のツアーとして企画されたこのプロジェクト。夢や目標に向けて努力することの大切さを伝えたいという思いから実現した。プロ野球選手がシーズン開幕に向けて真剣に野球に取り組み、練習・トレーニングに地道に励む姿を間近で見ることができる貴重な機会であると同時に、野球教室などでの交流を通して、子どもたちの今後の成長につながってほしいという期待が込められている。

球団創設20周年のテーマは『つながる』。それにちなみ今回のプログラムではキャンプ地である沖縄県金武町の子どもたちとの合同野球教室も行われた。東北と沖縄、遠く離れた場所に住む子どもたちがつながることができた2日間。銀次アンバサダーはその様子を見て「東北、そして沖縄の子どもたちがどんどん仲よくなっていく。みんなで楽しそうに野球をやっている姿を見るのはすごく幸せだなと思いました」と目を細めた。

2日目には選手たちに混ざり練習前の円陣、ウォーミングアップにも参加した子どもたち。「テレビで見るより迫力がありました。アップでは足だけではなく全身を使っていると感じた」とプロ野球選手の動きを実際に行うことで、レベルの高さを感じた様子。「野球選手を身近に感じてもらって将来に生かしてほしい」と銀次さんも子どもたちの表情を見ながら手ごたえを感じているようだった。

さらに、プロ野球選手を目指す子どもたちへ「地道な練習をコツコツ毎日やることがすごく大事」と語り、こう続けた。「意味がある練習をちゃんとやること。これは何のための練習なのかを自分で考えながらやっていかないといい選手にはなれない。考えられなくても考える努力をするだけでもいいんです。そういう訓練を毎日していくことが大事だと思います」。

今年から楽天イーグルスのアンバサダーになった銀次さんは現役時代と変わらず、いまも子どもたちに「夢を与えられる人」になることを目標にしている。そのためにどうやったら楽しめるのか、笑顔になってもらえるのかを常に考えているといい、その夢がプロ野球選手でなくとも応援していきたいと力強く語ってくれた。「もちろんプロ野球選手になってほしいですけど、そうじゃなくても、何に対しても何をやるにしても一流を目指してやってほしい」。

「夢への翼プロジェクト」は、子どもたちの心に何を残せたのか。その答えは、少し先の未来が示してくれるはず。プロ野球の世界や、もしかしたらまったく違うフィールドへと羽ばたいていった彼らの姿によって。

TEXT:Chiharu Abe
PHOTO:Yuki Nara
EDIT:Yohsuke Watanabe(IN FOCUS)

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