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「楽天野球団1day仕事体験」に潜入レポート!楽天イーグルスの企画づくりを体験

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プロ野球チーム「楽天イーグルス」を運営する楽天野球団。1月20日(土)、就活生向けの仕事体験プログラム「楽天野球団1day仕事体験」がオンラインにて開催された。プログラムには約120名の学生が参加。チームを支える球団の裏側を知ることができる、充実の2時間となった。今回はプログラムにライターも潜入!企画体験などプログラムの様子を紹介する。

今年で球団創設20周年を迎える楽天野球団。「The Baseball Entertainment Company」という理念を掲げ、野球観戦にエンターテインメント要素を盛り込んだ企画や事業を展開している。 

試合前も楽しんでもらえるように、アジアングルメをテーマに複数の飲食店が出店。こうしたブースやイベントを企画するのも楽天野球団の仕事。

来場者が試合後の余韻を楽しめるよう、ヒーローインタビューで選ばれた選手との撮影イベントを企画。

「野球を好きになってもらえるよう、半日〜1日中いても楽しめるボールパークを目指しています。単にプロ野球を見に行く場所ではなく、 ボールパークに遊びに行くという感覚を持ってもらえる場所にしたいですね」(人事担当 本田さん)

人事担当 本田さん「他球団と比べてまだ新しく、愛着を持ってもらうには地道な努力が必要です。私たちは東北を名前に冠した唯一のチーム。東北全県の皆さまにファンになってもらうことが目標です」

東北に愛される球団になるため、地域密着の活動にも注力しているのだとか。来シーズンは宮城県だけではなく、東北全ての県で1軍戦を開催予定。また、選手とのふれあいの機会も企画しているとのこと。

楽天野球団は、こういった球団の仕事を少しでも身近に感じてもらえるよう、本プログラムである「1day仕事体験」を実施している。

楽天イーグルスの企画業務をワークショップ形式で体験。

一つ目のお題は「楽天モバイルパークで実施する、20代の男女に刺さるイベントを考えてみよう!」。参加者から、ランタンや謎解き、カップルのマッチング、SNS映えする撮影スポットづくりなど、色々なアイデアがチャットに送られてくる。

人事担当 鹿野さん「キャッチーなタイトルに工夫していると目を引きますね!例えば『出会うぞパートナー!』とか」

二つ目は、マーケットを調査して再挑戦。裏付けとなるデータを調べ、企画が成功する根拠となる情報を集めていく。

参加者からも、東北の団子屋がボールパークに出店し購入数で1位を決める「D-1グランプリ」など、より具体的な企画案が集まった。

プログラムでは参加者からの質疑応答も行われた。

Q. 楽天野球団さんの強みと今後の目標を教えてください。(参加者)
A. 強みは地域密着型のアットホームな雰囲気です。おしゃれなものや流行りのものがなぜかハマらないのが私たち(笑)。逆にお祭りイベントや土地に根ざした企画などの方が盛り上がる傾向にあります。そこを伸ばして、地域に愛される球団になりたいですね。まず今年目指すのは観客動員数、年間150万人。どうやったら沢山の方に来ていただけるか、人気の球団になれるか、日々模索中です!(楽天野球団)

Q. 楽天グループ内のスポーツチームとの交流はありますか?(参加者)
A. 社員間の交流や情報交換は活発に行っています。 サッカーのヴィッセル神戸や、台湾野球チームの楽天モンキーズなどが楽天モバイルパーク宮城へ視察に来ることもあります。(楽天野球団)

Q. 新卒ではどんなポジションからスタートすることが多いですか?また配属後に部署が変わることもあるのでしょうか?(参加者)
A. 最初は会社の運営やサービスを知ってもらうため、営業職に配属されることが多いです。大学での知識や経験を活かし、新卒から他の専門的な部署に配属される場合もあります。また、ジョブローテーションも本人の希望ややりたいことを面談で聞きながら行っています。入社してから知識を身につけて、戦略部やMDコンセッション部などの部署に行かれた方、新卒5年目で広報の仕事を担当している方もいますね。(楽天野球団)

Q. 新卒1年目からアイデアを出し、挑戦できる機会はありますか?(参加者)
A. どの部署でも企画をする場面があります。例えば、スポンサーと協賛イベント・ブースでの企画内容を考えるのは営業職。また、ファン感謝祭など企画プロジェクトは部署横断でメンバーが決まります。イベントでお客さんを呼ぶにはどうすればいいかなど、新卒1〜3年目の方が中心で案を練っていくことも多いです。(楽天野球団)

Q. 職員さんの出身は東北が多いのでしょうか?また元々イーグルスのファンの方が多いですか?(参加者)
A. 東北の方が多めですが、北海道から九州まで、全国各地から集まっています。 球団のファンだった方や、野球に詳しくなかった方も多いですよ。(楽天野球団)

採用サイトより。サイトには社員インタビューなども掲載されており、楽天野球団の情報を詳しく知ることができる。

オンライン開催の本プログラム。質疑応答や企画体験のアイデア出しでも盛り上がり、充実したインターンシップとなった。 参加者からも「企画体験でより理解度が深まった」「職員一人ひとりの熱意が伝わった」「他の球団とは違うカラーがあって印象に残った」「ワークショップ内で、自分で考えた企画を拾ってもらい、企画の改善策をいただけたのが勉強になった」など数多くの声が届き、大満足だった様子。

より愛されるチームになるため、より野球観戦を楽しんでもらうため、熱意を持ってチームを支える楽天野球団。球団創設20周年に向け、さらに躍進する。

TEXT : Shiori Saeki(IN FOCUS)

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