乃木坂46 五百城茉央さん、スポーツに想いを巡らせて——。もっといい未来をいっしょに考えよう｜ヴィッセル神戸

インタビュー

Posted

2025.11.20

子どもの頃の夢は、パティシエと建築士。実はサッカー以外にも卓球や駅伝が好き。五百城さんを深掘りしていくと、知られざる一面がどんどん出てくる。そんな五百城さんに、楽天グループが掲げる「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」について考えてもらった。スポーツを愛する彼女の“もっといい未来”とは、どんなもの？

クラブ30周年アンバサダーとして10月17日のホーム戦を盛り上げた五百城さん。

——五百城さんは、乃木坂46のメンバーの方とスポーツの話をすることはありますか？

「オリンピックやサッカーのワールドカップみたいに大きな大会があると話題になりますし、メイクさんやスタッフの方と盛り上がることもあります。メンバーとして活動しているときはなかなか観戦できないと思うのですが、きっとプライベートのときに観ている人もいるんじゃないのかなと思います。個人的には卓球や駅伝が好きなので、テレビでやっていたら、ひとりで見入っちゃいますね（笑）」

——クラブ30周年アンバサダーに就任してから、ヴィッセル神戸に対する考え方に変化はありましたか？

「これまでもずっと応援してきたのですが、よりヴィッセル神戸というチームが身近になりました。試合結果はいつもチェックしていますし、わたしが仕事中で観ることができないときは、家族が途中経過とか結果を報告してくれるんです。勝ったときは『今日も勝ったね！』と、いっしょに喜び合っています。それから乃木坂46のファンの方に『これから試合観に行くんだ』『今日はヴィッセル神戸が勝ったよ』と言っていただくことも増えたので、本当にヴィッセル神戸がわたしの生活の一部になっているなと感じます」

ノエビアスタジアム神戸の最寄り駅である御崎公園駅の壁面には五百城さんのサインが。

——「スポーツとともに、もっといい未来へ。」という言葉を聞いたときに、五百城さんはどんな未来を想像しますか？

「スポーツって、人生に彩りをもたらしてくれるものだと思うんです。実際にプレーする人にとっては、スポーツそのものが人生になっている人もいると思いますし、応援する人にとってもスポーツがあることによって毎日が楽しくなるだろうなって感じます。それはアイドルも同じかもしれません。わたしにとって乃木坂46は人生そのものですし、ファンの皆さんにとって、大切な時間になっていたら嬉しいです。一人ひとりにとって、スポーツという存在が生きがいになっていたら、それは素敵な未来なんだろうなと思います」

——ヴィッセル神戸と関わるようになってから、五百城さんの人生も豊かになっていますか？

「もちろんです。もともと乃木坂46でわたしを応援してくださっていたファンの方が、わたしをきっかけにサッカーを好きになってくれたり、逆にヴィッセル神戸を応援していた方が、乃木坂46に興味を持ってくださるようになったりと、人の輪がどんどん広がっているのを感じます。わたしの人生にも大きな変化が生まれていますね。それはスポーツとアイドルが持つ特別な力なのかなと思います」

——もしもスポーツ選手になれるとしたら、どんな競技をやりたいですか？

「すごく悩ましいですね〜（笑）。たくさんあるのですが、やっぱりサッカー選手はいいなって思います。キックインセレモニーやハーフタイムショーでピッチに立たせていただく機会があったのですが、そこからスタジアム全体を見渡したときに、『こんなお客さんたちの前で点を決めたら、最高の気分なんだろうなぁ』って感じたんです。憧れてしまいましたね。でも小さい頃に戻れるなら、フィギュアスケートもやってみたいです。スケートシューズを履いて演技をするなんて、相当な身体能力と技術がないと難しいですよね。尊敬します」

——五百城さんは子どもの頃、どんな「未来」を思い描いていたか、覚えていますか？

「小さい頃はパティシエになりたくて、少し大きくなってからは建築士になりたいと思っていました。でも高校生くらいになると、少しずつ現実的なことも考えるようになってきて、なんとなく“夢”みたいなものが持てていなかったんです」

——そこからどのようにして、乃木坂46へ進むことになったのでしょうか？

「進学などを考えつつも、心のどこかで『人と違う道に進みたい』という気持ちがありました。そんなときに偶然オーディションを受けることになって、『乃木坂46でなら本気で夢を追うことができるかもしれない』って思えたんです。思い切ってチャレンジして良かったです。わたしにとってはそれが大きな一歩になりました」

——五百城さんのいまの“夢”を教えてください。

「乃木坂46としてもう一度、日本レコード大賞を受賞したいと思っています。グループとしては2017年、2018年に受賞しているのですが、わたしが在籍するようになってからは受賞できていません。なので乃木坂46の全員で、日本レコード大賞を受賞することが、叶えたい大きな夢です」

syncSPORTS by Rakutenの読者に向けた直筆メッセージ。五百城さんといっしょに「もっといい未来」をつくっていこう。

「やる人」だけではなく、「応援する人」の毎日も楽しくなる。プレーヤーとファンが互いに支え合い、勇気をもらえる。それはスポーツとアイドルの共通点なのかもしれない。ピッチとステージ。舞台は違えど、歓声のその先には、彩り豊かな人生がある。

TEXT : Kodai Wada
PHOTO : Yukiko Noguchi
EDIT：Yohsuke Watanabe, Shiori Saeki (IN FOCUS)

乃木坂46

五百城茉央

2005年生まれ、兵庫県神戸市出身。2022年に乃木坂46の5期生オーディションに合格後、テレビやライブを中心に活動する。2025年には1st写真集『未来の作り方』を発売。ヴィッセル神戸クラブ30周年アンバサダーに就任し、多方面で注目を集めている。

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