東京ドームで女子中学生が始球式!この日実現した夢が、より大きな未来へとつながっていく|貯めて叶う夢がある
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楽天グループが、楽天会員からスポーツにまつわる夢を募集し、それを実現させるというシリーズ企画「貯めて叶う夢がある」。今回は、8月1日に開催された東京ドームでの楽天スーパーナイターで実施された"ためかな"を紹介。見事当選した男性の夢は、野球好きの長女に楽天イーグルスの試合で始球式をさせてあげたいというものだった。一球入魂の大舞台、果たしてその結果は……?
楽天スーパーナイターは、楽天イーグルスにとって年に一度の東京ドーム開催となる重要イベント。選手のプレーも、ファンの応援も、いつもとは違った熱気がある。そんな熱気の中、マウンド上に立って球場内の全視線を集める始球式という大役は想像しただけでドキドキ……。宮城県からいっしょに来た家族に見守られながら長女が放ったボールは、ワンバウンドはしたものの、見事にキャッチャーミットへと収まった。
――少し緊張している様子ではありましたが、とてもしなやかなフォームでした。どんな気持ちで始球式のマウンドに立ちましたか?
「何回かブルペンで練習させてもらったのですが、実際にマウンドに立ってみるとホームベースまで長く感じて、『届くのかな…?』という不安な気持ちでした」
――実際に投げてみて、いかがでしたか?
「本当はノーバウンドで投げたかったのですが、ワンバウンドしてしまいました。ただ、コースは真っ直ぐ投げられたので良かったと思います」
――今回お父さんが“ためかな”に応募されたことで実現した始球式ですが、こうした機会をもらえたことをどう感じていますか?
「なかなか経験できないチャンスだと思うので、素直に嬉しいです」
――これから高校受験が控えているとお聞きしました。今日のこの経験が、勉強のモチベーションアップにつながりそうですか?
「ずっと勉強漬けだと大変なので、息抜きとしても貴重な機会になりましたし、またここから切り替えて受験勉強をがんばれたらなと思っています」
――今日ひとつの夢を叶えられたわけですが、もっと先の未来にも、また違った夢を描かれていますか?
「楽天イーグルスの球団職員になりたいと思っています」
続いて、お父さんにも話を聞いた。愛娘のためとは言え、こんなアイディアを思いつくなんてなかなかできない。もしかしたら本人以上に緊張したんじゃないだろうか。
――今回どうして“ためかな”に応募しようと思われたんですか?
「2023年シーズンから楽天イーグルスの試合をよく家族で観戦に行くようになったのですが、応援の雰囲気がものすごくよくて、わたしたちものめり込んでいったんです。長女もそこから野球部に入って、本当に家族みんなで野球を楽しむようになりました。今年、長女は部活も引退し、これから高校受験を迎えるので、その切り替えのタイミングとして絶好の機会だなと思い応募させてもらいました」
――当選を知ったとき、どんな気持ちでしたか?
「メールでご連絡をいただいたのですが、半信半疑で『本当なの?』という感じでした(笑)」
――マウンドに立つ娘さんを見てどう感じられましたか?
「もちろん本番は緊張したと思うのですが、今日を迎えるまではあまりそういった様子はなく、むしろわたしの方が心配しているくらいでした。あとは部活はすでに引退しているのですが、学校の先生が投球練習をさせてくれたりして、準備はしっかりできていたのかなと思います」
――最後に、今回の夢を叶えるために協力してくれた楽天イーグルスに向けてメッセージをお願いできますか?
「本当に東北全体を盛り上げていただいてありがたいですし、今年は交流戦優勝にも立ち会えました。これからもいっしょに頑張りましょう!」
叶えたい夢は人それぞれ。そしてそれは、自分の夢でも、誰かの夢でもいい。子どもの明るい未来のために、夢を叶えてあげるお父さんの表情は輝いていた。楽天グループは、自分の夢を叶えたい人も、誰かの夢を叶えてあげたい人も、“ためかな”の企画を通じて応援している。
「貯めて叶う夢がある」のサイトはこちらPHOTO:Teppei Hori INTERVIEW&TEXT:Kodai Wada EDIT:Yohsuke Watanabe (IN FOCUS)